Industrial/EBM/Electro/Dark-Electro/Electro-Goth/Industrial-Metal/Industrial-Rock/Future-pop/Synth-Pop/Trip-Hopといった世界中のアングラ・マニアックなサウンドをご紹介する暗黒日記でございます。
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2020.09.06 Sunday
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Cruel Black Dove「Full Powers」



US発、Dark Electronic-RockバンドCruel Black Doveが2008年にリリースされた7曲入りEP「Full Powers」をご紹介★
昨年、5曲入り最新EP「The Myth And The Sum」をリリースし、当ブログでもご紹介したところだが、彼女らのスタート・ラインとも言える作品がこの「Full Powers」というEPだ。
ダウナーな気分に陥っていく、そんなメランコリックなIndie-Rockと、Electroサウンドが絡み合う世界観に、リスナーはいつの間にか引き摺りこまれていく。
そして、Cruel Black Doveサウンドの最大のチャーム・ポイントであるAnastasia Dimou嬢の妖しくも気だるいボーカルも、相変わらず蠱惑的で素敵だ。
昨年リリースされた最新EP「The Myth And The Sum」では、Electro色が俄然際立つサウンド・メイクだったが、2年前にリリースされた本作「Full Powers」では、寧ろ、バンド・サウンド的アプローチによるロック・サウンドという印象を受ける。
さあ。
Cruel Black Doveが奏でる、この目麗しきメランコリックな音世界に耽溺しようではないか。。。

試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/cruelblackdove



Cruel Black DoveFull Powers
★★★★☆(★・・・5点満点)

1. Come On Over
2. Add It Up
3. Love Song(My Favourite Song!)
4. Wasting
5. Offer
6. War Son
7. Guinevere


2011.04.30 Saturday 00:01
Industrial-Rock/Industrial-Metal/Gothic comments(0)
XA-VAT「艶℃」



cali≠gariGOATBEDなどの活動で知られる石井秀仁を中心にしたプロジェクトXA-VATが最新作「艶℃」をリリース★
メンバーも豪華でKözi(ex. MALICE MIZER)、小間貴雄(ex. goatbed)、SADIE PINK GALAXYSPEECIES)らが参加!!
Industrial、EBM、Synth-Pop、Positive Punkといった艶やかなゴシック・テイストを仄かに匂わす現代版New Waveサウンドを展開する。
閃光の様に疾走するギター・サウンドと、時にスタイリッシュに、時にポップに、時にファッショナブルに弾けるデジタル・サウンドとの劇的融合。
VAT-DANCE」や「INVASION-NOVATION」などは、もはやニュー・ロマンティック全盛期を髣髴とさせるノリノリのポップ・チューンにメロメロ☆
終幕を告げるラスト・トラック「THE 艶℃ BABY」のダークなIndustrialサウンドが実にヤラシイ。
官能的且つ遊戯的な音世界が広がるXA-VATの最新作「艶℃」。
V-Rockなんて括りは失礼だろう。
もはや分類不能のHyper Discotic Rockサウンドがここに!!

PVVAT-DANCE



XA-VAT艶℃
★★★★☆(★・・・5点満点)

1. BLACK RUNWAY OF DEVILS
2. ZEROTICA
3. Mecca
4. VAT-DANCE(My Favourite Song!)
5. Mr.VITAL
6. E-Z
7. INVASION-NOVATION
8. NUMANS-Roxette
9. EPOC TRACE
10. THE 艶℃ BABY


2011.04.29 Friday 00:01
V-Rock comments(0)
Distorted Memory「Swallowing The Sun」



2006年、悪魔の年・・・・・。
数多くの狂悪なDark-Electro/Terror-EBMユニットが産み落とされ、跳梁跋扈した禍々しい年・・・・・。
その中でも、「Burning Heaven」という狂気の産物を生み出したDistorted Memoryという悪魔の名を忘れた事は無い。
そして・・・・・2011年、再び、奴らが帰ってきた。
Swallowing The Sun」という新たな狂気の産物を手土産に・・・・・。
もはや、聴く者は正気を保つ事は叶わぬだろう。
阿鼻叫喚と化したDark-Electro/Terror-EBMという地獄の世界へ導かれ、Jeremy Pillipowが吐き散らす狂人の戯言が降り注ぐ。
救いはない。
あるのは、ただの絶望。。。
光はない。
あるのは、ただの暗闇。。。
そう。
そこには、最高級の暗黒電撃音楽があるだけだ。。

試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/dmemory



Distorted MemorySwallowing The Sun
★★★★☆(★・・・5点満点)

01. Awake Sleeping Giants 03:12
02. Black Fields 05:34
03. Seven Voices of Hate 05:09
04. Hand of God 06:01(My Favourite Song!)
05. Silence 02:22
06. Swallowing the Sun 04:58
07. Nomads 05:26
08. Prey 05:38
09. Raven Eyes 05:23
10. Yahweh 05:51
11. Hand of God (DIE SEKTOR Remix) 04:09


2011.04.27 Wednesday 00:01
Dark-Electro/Terror-EBM comments(0)
Blitzmaschine「Faustrecht」



男性EBMデュオBlitzmaschineが、待望の1st Albumとなる「Faustrecht」をDanse Macabreよりリリース★
先行EPとなった「Liebe Auf Den Ersten Blick」を聴く限りでは、てっきりAnd OneMelotron寄りかと思いきや、最新アルバム「Faustrecht」を聴く限り、DAFNitzer EbbライクのOld School EBM系サウンドに帰結している。
反復を繰り返すMinimal Electronic Beats、男気溢れるボーカルと80年代Minimal Electronic Body Musicを展開!!
Collapsed Systemのメンバーの一人Holger Langermannの新プロジェクトでもあるBlitzmaschineだが、確かにCollapsed Systemにおける硬質感のあるユニークなEBMっぽさも感じさせる。
1999年リリースのCollapsed Systemのアルバム「Kompressor」の収録曲「Emotional Man」も新バージョンで収録されている。
Old School EBMファンは、要チェック!!

試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/blitzmaschine



BlitzmaschineFaustrecht
★★★☆☆(★・・・5点満点)

01.Swallow Me
02.Love And Pain(My Favourite Song!)
03.Am I Right
04.Useless pain
05.Propaganda
06.Kampfe Um Mich
07.Do Not
08.Blondes Madchen (Album Version)
09.Was Hasst Du?
10.Heartbreaker
11.Vorwarts
12.Immer Kleiner
13.Living A Lie
14.Emotional Man


2011.04.26 Tuesday 00:01
EBM comments(0)
Parzival「Urheimat」



「そのサウンドは、まさにデンマーク版Laibachである」

そのいでたちから、奏でるサウンドまで徹頭徹尾Laibachという、デンマークのIndustrialユニットParzivalが最新アルバム「Urheimat」をリリース★
Laibach然とした軍服のような衣装。
闘争的とも言える大仰なストリングスに、Old School EBMテイストのエレクトロ・ミュージックで武装したParzivalサウンド。
異様な威圧感を持つシアトリカルな超低音ダミ声ボーカル。
どの部分を切っても、まさしくLaibachなのである。
もはや、確信犯的模倣犯と言ってもいいだろう。
ファシスト然とした軍歌、行進曲を髣髴とさせるトラックが満載。
よくぞ、ここまでLaibach魂を継承したと感服せざるを得ないParzivalの最新作「Urheimat」。
御見それしました、ハイ。

試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/orderofparzival



ParzivalUrheimat
★★★★☆(★・・・5点満点)

1 Zeit 0
2 Urheimat(My Favourite Song!)
3 Nach Nord 
4 Sei Bereit
5 Peitsche und Zuckerbrot 
6 Der Geist des Barons
7 Leben ist Fabrik
8 Die grosse Schau
9 Der Anilingürtel
10 Der Aarn
11 Der Blasebalg
12 Elektriches Vorspiel
13 Die spröde Welt


2011.04.25 Monday 00:01
Electro comments(0)
My Enemy Complete「My Enemy Complete」



USインダストリアル・レーベルRadio-Active-Musicより、デビューEP「My Enemy Complete」をリリースしたMy Enemy Complete
そのサウンドは、正統派Industrial-Rockとも言えるメロディ重視のロック・サウンド!!
Bilaalの確かな歌唱力によるエモーショナルな歌声が、Carloのメロディアスなギターのフレーズ、そして、Brianの洗練されたドラミング・テクが渾然一体となり、さらに、モダンなエレクトロ・サウンドをコラージュさせた音世界は必聴!!
正直、期待値がそれほど高くなかった分、全く油断していた心にスッと入り込まれてしまった。
ドラマティックな展開を見せる本作のリード・ソング的トラック「The Cord」は、まさしくMy Enemy Completeというバンドのポテンシャルの高さを証明する名曲だ。
まだまだ、多くの引き出しを持つだろうMy Enemy Completeによるセルフ・タイトルEP「My Enemy Complete」。
セルフ・タイトルにした意味合いには、まずは挨拶代わりの一作という部分もあるのかもしれない。
いずれにしろ、今後の動向が気になるIndustrial-Rock界からのニュー・カマーMy Enemy Completeの最新作に拍手!!

Carlo (guitar)
Brian (drums/percussion)
Bilaal (vocals/synths/guitar)

試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/myenemycomplete



My Enemy CompleteMy Enemy Complete
★★★★☆(★・・・5点満点)

1  Resistor  4:34  
2  Rite Of Passage  4:14  
3  Stain The Same  4:46  
4  A Thousand Cuts  4:22  
5  The Cord  5:28(My Favourite Song!)  
6  The Way Out  5:22


2011.04.23 Saturday 00:01
Industrial-Rock/Industrial-Metal/Gothic comments(0)
Rose Noire「Le paradis de la Psychose」



闇夜に輝く怪しき妖星・・・・・。
昨年、12月に衝撃作「Apocalypse」で鮮烈なデビューを飾った耽美派暗黒楽団Rose Noireが早くも最新作「Le paradis de la Psychose」を5月18日Darkest Labyrinthよりリリース★
オペラティックなボーカリストLouieと、美しき旋律を奏でるバイオリニストJill
スケール感の広いLouieの深みのあるボーカルと、ビロードのように美しく流れるJillが奏でるバイオリンの旋律がメインに立ち、サブにはIndustrial-Rock/Darkwave/Electro-Gothサウンドによって、クラシカルな音世界に暗黒電撃音楽的バックグラウンドを構築。
その芸術的とも言える気高き闇の音世界は、傑作「Apocalypse」をフォロー・アップさせた作品だ。
またしても、こんな衝撃作を引っ提げて、この世に現れたRose Noire恐るべし!!

試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/rosenoireonmyspace



Rose NoireLe paradis de la Psychose
★★★★★(★・・・5点満点)

収録曲:
01. Overture;depression
02. mythomania
03. OCD(My Favourite Song!)
04. Double Bind
05. Ave Maria
06. Zeal
07. Double Bind(Chaos Royale remix)

1stミニアルバム [Le paradis de la Psychose]
2011年05月18日発売
型番:DLRN-2
レーベル:Darkest Labyrinth
流通:ダイキサウンド, Tainted Reality, CD baby, Code 7
価格:1,500円 (税込)
限定:完全限定1000枚

official WebSite http://RoseNoire.info/
 
ご購入方法: オンラインショップでのご購入 http://dlonline.ocnk.net/
 
全国のCDショップでのお取り寄せ
これらのCDはメジャー流通と同じシステムですので、全国4800店のCDショップにて取り寄せが可能です。
取り寄せをされる時にはお店のほうに「流通ダイキサウンド」「アーティスト名 Rose Noire」「タイトル名 Le paradis de la Psychose」「型番 DLRN-2」をお伝え下さい。

INFORMATION
CDに関する問い合わせ先 E-MAIL: cure@music.email.ne.jp


2011.04.22 Friday 00:01
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Velvet Eden「Witch on flames」



2002年、惜しくも消滅したVelvet Edenが、2011年3月26日、復活劇の幕開けとなる最新EP「Witch on flames」をリリース★
退廃的で背徳の薫り漂うJapanease Electro-Gothサウンドをバックに、妖しい言霊を操り、謳うDADA
暗黒美を描くAciのバイオリンの旋律も聴き逃せない。
4曲というトラック数の少なさが少し残念な気もするが、是非、次回作ではフル・アルバム級の作品を期待したいところ。
奇跡の復活を遂げた新生Velvet Edenの最新作「Witch on flames」に耽溺すべし!!

DADA : Vocal
Aci : Violin, Programming
Lilly : Dancer
Yurikago : Dancer

試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/velveteden



Velvet EdenWitch on flames
★★★★☆(★・・・5点満点)

01:Pandora
02:Witch on flames(My Favourite Song!)
03:Tsuki-kumo Nocturn
04:Tragic puppet show


2011.04.21 Thursday 00:01
Electro-Goth comments(0)
Seth.ECT「Godspeak」



トルコ発、Industrial Death MetalバンドSeth.ECTが待望のデビュー・アルバムとなる「Godspeak」をフリー・ダウンロード作品としてリリース★
その完成度の高さにまずは驚嘆の作品と言える本作「Godspeak」だが、その分厚いサウンドと作り込まれたアレンジによるIndustrial Death Metalサウンドは圧巻の一言に尽きるだろう。
打ち込みの度合いも高く、比較的オーソドックスなDeath Metalサウンドなのだろうが、全くそう聴かせないアレンジの妙とも言えるトラックばかりが集結した作品だ。
破壊力抜群のIndustrial Death Metalサウンドに、中近東のサウンド・エッセンスを打ち込みで練り込み、唯一無比の音世界を顕現させた傑作!!
Industrial-Metalファンは、絶対、必聴の作品と言えるだろう。

試聴はこちらで。
http://jp.myspace.com/sethect



Seth.ECTGodspeak
★★★★☆(★・・・5点満点)

1.ECT(My Favourite Song!)
2.B.L.A.S.T.
3.For Seven Years
4.Hollow Earth
5.Heart Beat
6.Call of the Ancients
7.Orison
8.Earth Rise
9.Keops
10.When Simurgs Collapse
11.Orison (Enstrumantal)


2011.04.19 Tuesday 00:01
Industrial-Rock/Industrial-Metal/Gothic comments(0)
The Echoing Green「In Scarlet and Vile」



2003年の「The Winter Of Our Discontent」から、約8年振りとなる待望の最新フル・アルバム「In Scarlet and Vile」をリリースした人気Synth-PopユニットThe Echoing Green
リリース自体は、2007年「Suffer」、2008年「Sanctuary」とアルバム収録曲でもあるトラックをシングル・カットという形で行ってきた。
とにかく、「In Scarlet and Vile」という作品は、The Echoing Greenにとって会心作とも言えるマスターピース的作品だ。
フロントマンJoey Belville(vocal、programming、guitars)を中心とし、Chrissy Jeter(vocal、synths)、 John Ball(programming、synths)、Wil Foster(guitars)、Dave Adams(drums)の5人組バンドだが、作品のクオリティの高さには以前より定評があった。
本作「In Scarlet and Vile」では、バラエティに富んだ楽曲、アレンジ、コーラス・ワークなど全てに亘って、絶妙とも言えるバランスを持ったエバーグリーンなトラックによって構成されている。
攻めどころではダイナミック且つアグレッシブさを見せつけ、引きどころでは繊細且つフレキシブルな展開で空間的な広がりを作り、存分にThe Echoing Greenの魅力を披露する。
モダンなエレクトロ・サウンドによるSynth-Popの世界観と、ギター・サウンドを大胆に導入し、Alternative Rock的な要素を融合させた音世界がこの作品の中に存在する。
オープニング・トラック「Heaven (Devil In the Details)」で、今までに無いギター・サウンドをメインにしたパワフルでキャッチーなバンド・サウンドにThe Echoing Greenファンは度肝を抜かれる事だろう。
しかし、キチンとThe Echoing GreenらしいSynth-Pop的アプローチは絶妙に織り交ぜており、ファンの方々は安心して欲しい。
ボーナス・トラックでDepeche Modeのカバー・ソング「Here is the House」を収録。
The Echoing Greenの最新作「In Scarlet and Vile」、2011年ベスト・アルバム入り決定の傑作だ!!

試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/echoinggreen



The Echoing GreenIn Scarlet and Vile
★★★★★(★・・・5点満点)

1. Heaven (Devil In the Details)
2. Revenge
3. Flame
4. The Huntress
5. Let's Go!
6. Dead Hearts
7. Crybaby
8. Suffer(My Favourite Song!)
9. Sanctuary (Glen Nicholls Mix)
10. Away
Bonus Tracks
11. Battered and Bruised
12. Matter
13. King Planet
14. Here is the House (Mikkel Natas Remix)


2011.04.18 Monday 00:01
Synth-Pop comments(0)




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