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■ 2020.09.06 Sunday
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Industrial/EBM/Electro/Dark-Electro/Electro-Goth/Industrial-Metal/Industrial-Rock/Future-pop/Synth-Pop/Trip-Hopといった世界中のアングラ・マニアックなサウンドをご紹介する暗黒日記でございます。
■ Bionic「Close To Nature」
1995年、ドイツのOff Beatより、アルバム「Rest In Peace」でデビューを飾ったSylvester Koszalka&Dariusch DaliliによるEBMユニットBionic。 なんと、まさかまさかの約15年ぶりとなる最新アルバム「Close To Nature」をEchozoneよりリリース★ 現在は、Dariusch Daliliによるソロ・プロジェクトとなってしまったBionicだが、最新作「Close To Nature」を聴く限り、サウンド・スタイルは健在!! デビュー当時では、若手EBMユニットとして、そのパワフルなサウンドで頭角を現したBionicだったが、その後の新作のリリース無く、いつしかその名を聞くことが無くなった。 そんな当時のエネルギッシュさは、時の移ろいと共に多少減少しているものの、サウンド・メイクの上手さが加わった非常に力強いHard EBMサウンドを展開している。 特に、オープニング・トラック「It Doesn't Matter」や「Inside」などは、Bionicのキラーチューンになりそうだ。 とにかく、15年ぶりに復活したBionicの最新作「Close To Nature」に乾杯!! 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/ddalili Bionic「Close To Nature」 ★★★☆☆(★・・・5点満点) 1 It Doesn't Matter 4:15 2 Anything 3:47 3 Inside 5:00(My Favourite Song) 4 What Would You ...? 4:15 5 Cold Eyes 5:05 6 Give Me Shelter 4:34 7 Somewhere 4:43 8 Strive For Uniting 5:06 9 It's No Par 4:36 10 I Want To Save You 5:16 11 Inside (Remix By Accessory) 5:37 12 It Doesn't Matter (Want U Remix By Minusheart) 4:29 ■ Alien Skin「The Unquiet Grave」
2008年、US大手Synth-PopレーベルA Different Drumより「Don't Open Till Doomsday」でデビューしたAlien Skinが、待望のセカンド・アルバム「The Unquiet Grave」を同レーベルよりリリース☆ 何と言ってもAlien SkinことGeorge Pappasは、あの80年代に大活躍したエレポップバンドReal Lifeのキーボーディストとして活躍した人物。 Depeche Mode、Enigma、David Sylvian路線を目指したプロジェクトAlien Skinだが、「The Unquiet Grave」という最新作は、まさしく前述した3バンドの音楽性を吸収したサウンドを展開している。 Mid-tempo中心のトラック。 情緒のあるメランコリック・メロディ。 空間的な広がりを見せるスペーシーなアトモスフィア。 少し冷淡さも感じるGeorge Pappasの歌声。 George Pappas曰く、Alien Skinの最新作「The Unquiet Grave」をこう評している。 "Alien Skin's unique alternative sensibility laced with trancey gothic undertones is, once again, to be found alive and breathing in The Unquiet Grave." 大人のエレクトロ・ミュージックを堪能したいリスナーは、オススメの作品だ。 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/alienskinmusik Alien Skin「The Unquiet Grave」 ★★★★☆(★・・・5点満点) 1. The Unquiet Grave 2. History 3. Love 4. This Isolation 5. Dirty Kisses (A Vampire Love Story)(My Favourite Song) 6. Cold 7. Emily 8. After the Funeral 9. The Birthday Party 10. Bleed 11. If ■ Tranquilatwist「Down About The Ceiling」
US発、Trip-Hop/Down-Tempo/Electro-GothユニットTranquilatwistのデビュー・アルバム「Down About The Ceiling」(2009年リリース作品)をご紹介★ Curve、Portishead、Splashdownらにインスパイアされたというサウンドは、ムーディー且つドリーミーなAtmosphereを醸し出しつつ、David Michaelが奏でるGoth/Darkwaveな香り漂うメランコリーなギターやピアノ、トランペットの音が流れ、Anthony Lanniの手腕によって生まれた至上のTrip-Hop/Down-Tempo/Electro-Gothサウンドが展開される。 また、ネイキッドな感情を露わに歌うKarlie Cary Lanni嬢の妖艶なボーカルに酔わされるだろう。 これは、只者ではない新人が現れた!! 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/tranquilatwist Tranquilatwist「Down About The Ceiling」 ★★★★☆(★・・・5点満点) 1.Bruise My Soul 3:49 2.Downhill 4:37 3.Charade 4:28 4.Collapse 3:48 5.Grounded 4:16 6.Intrinsic 5:21 7.Never A Moment 0:46 8.Time Capsule 3:45(My Favourite Song) ■ Empty「Surfacing」
オーストラリア発、Aaron PotterとDaniel BrunetによるIDM/ElectroユニットEmptyが意外にも初のフル・アルバムとなる「Surfacing」をリリース★ 既に、「Open Aeon」、「Aeon Xpand」、「Never.Get.To.You」と3枚のEPをリリースしているEmpty。 空間的且つスペーシーなパッド音によるSweeping Soundscapesをバックに、Drum & BassやGlitchサウンドなどを駆使し、繊細で緻密なIDM/Electroサウンドを展開する。 本作「Surfacing」では、そんなEmptyの魅力が存分に発揮されており、非常にハイ・クオリティなサウンドを構築している。 個人的には、女性ボーカリストをフィーチャリングした13曲目のトラック「Frames」の美しいエレクトロ・ミュージックに、Emptyの新たな一面を見た気がした。 ポストHaujobbと呼んでも過言ではないEmptyの記念すべきフル・アルバム「Surfacing」、必聴の一作だ。 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/emptystudio Empty「Surfacing」 ★★★★☆(★・・・5点満点) 1 Deprivation 3:02 2 Never Get To You 4:57 3 The Centre 6:25 4 Drift 5:46 5 Inside 5:00 6 Ignite 4:29 7 Underground 4:43 8 Locked 6:02 9 Forgotten Dreams 5:29 10 This Regret 5:30 11 Recognition 6:11 12 Breathless 5:05 13 Frames 7:01(My Favourite Song) 14 Internal Silence 4:21 ■ CeDigest「Walking in the Flesh」
暗黒系最狂レーベルNoiTekkから、怖気身を這うマッドなTerror-EBMユニットCeDigestがデビュー・アルバムとなる「Walking in the Flesh」をリリース★ Black Metal系のゴリゴリ感のあるギター・サウンドと、Psyclon NineやDawn Of Ashesらを思わせる兇悪なDark-Electro/Terror-EBMサウンドが織り成す残虐至極の音像。 そこは、カオティックな暗黒世界の中に蠢く狂気のサウンド・・・・・・。 腐敗臭、死臭、血臭・・・・・・惨劇の跡に残される死の残滓がCeDigestのデビュー・アルバム「Walking in the Flesh」の中に存在する。 狂気に触れたければ、聴くがいい!! CeDigest「Walking in the Flesh」を!! 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/cedigest CeDigest「Walking in the Flesh」 ★★★☆☆(★・・・5点満点) 01. Evil Returns(My Favourite Song) 02. Fermenting Remains 03. The Fallen Angel 04. All Will Be Lost 05. Bound 06. Abattoir 07. The Faithless Congregation 08. Displaying the Wounds 09. Play Dead 10. Destroyer of Worlds 11. Limb from Limb 12. I Am Unstoppable 13. Walking in the Flesh ■ Mind.In.A.Box「R.E.T.R.O」
2007年リリースの「Crossroads」にて、完成形を見せた近未来系ElectroユニットMind.In.A.Boxが待望の最新アルバム「R.E.T.R.O」をリリース☆ まさに、傑作と呼べる前作「Crossroads」から、3年の月日を費やしてリリースされた最新作「R.E.T.R.O」では、そのタイトルが示す通り、レトロなエレクトロ・ポップなサウンドを模倣したモダンなエレクトロ・ワールドを展開。 成程、こう来たか・・・・・・と、ニンマリ。 前作までのElectro/EBM/Future-Pop/Synth-Popといった音楽性は薄れ、80年代のビデオゲームのサウンドトラックを思わせるレトロなエレポップサウンドという趣だ。 しかし、さすがMind.In.A.Boxという繊細且つ重厚な音作りも忘れておらず、ほとんどがインスト曲にも関わらず、充分、Mind.In.A.Boxファンも楽しめる最新作となっている。 ゲスト女性ボーカルも起用するなど、意欲的にして、新たな新境地を切り開いたMind.In.A.Boxサウンドに注目。 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/mindinabox Mind.In.A.Box「R.E.T.R.O」 ★★★☆☆(★・・・5点満点) 01 Last Ninja 3 5:07 02 Lightforce 7:56 03 The Last V8 3:54 04 Supremacy 5:35 05 Shades 5:18 06 8 Bits 3:28(My Favourite Song) 07 Mindkiller 3:58 08 The Last Ninja 5:15 09 I Love 64 3:16 10 We Cannot Go Back To The Past 4:44 11 Whatever Mattered 5:28 ■ Mergel Kratzer「Isotop」
スウェーデンのEBMシーンより、要注目のニュー・カマーがTrisolよりデビュー。 男女3人組ユニットMergel Kratzerが、待望のフル・アルバム「Isotop」をリリースした★ そのサウンドは、90年代Old School EBMサウンドを髣髴とさせる音作りながら、昨今のモダンなElectroサウンドを吸収した最新型EBMサウンドだ。 Joel NygrenのDistorted Voicesを軸に繰り広げられるEBMサウンドだが、Angelica Thistel嬢がメイン・ボーカルを取る「Iso」は本作のリード・ソングだ。 個人的には、もっとAngelica Thistel嬢のボーカルを取り入れ、ツイン・ボーカルスタイルだったら、もっと面白かったかもしれない。 しかし、その洗練されたEBMサウンドは、"Neo-EBM"という新風を巻き起こすだけのインパクトがある。 EBMファンは、是非、聴いて頂きたいニュー・カマーMergel Kratzerの最新作「Isotop」だ。 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/mergelkratzer Mergel Kratzer「Isotop」 ★★★☆☆(★・・・5点満点) Disc.1 01. Iso 04:45(My Favourite Song) 02. Get a Taste 04:00 03. Prisoner 04:16 04. Serve the World 05:26 05. Fuglesang 05:37 06. Satisfy 05:10 07. Xina 04:50 08. Abducted 04:53 09. Iso (SYNDROME X/209 Mix) 06:53 Disc.2 01. Virus 03:44 02. Satisfy (Ryb my Ducky Remix) 05:09 03. Deathgame 03:54 04. Iso (Minimale Mix by MK) 05:29 05. My Freezer 05:32 06. The Phuckomat 04:39 07. Iso (Project Rotten Remix) 04:58 08. Sniper 04:21 09. Virus (Kadaver Mix) 05:26 ■ Zeromancer「The Death of Romance」
昨年、実に6年ぶりの最新アルバム「Sinners International」をリリースしたZeromancerが、早くも最新作となる「The Death of Romance」をリリース★ そのサウンドは、モダンなIndustrial-Rockサウンドに着実に円熟味が増し、パワフル且つロマンティックなロック・サウンドを展開。 メランコリーな仄暗さを纏い、先鋭的なIndustrial-Rockサウンドと、Alex Møklebustの力強いボーカルが織り成すファッショナブルなロック・サウンドだ。 これぞ、Industrial-Rockサウンドの最高峰!! 聴けば聴くほど、進化したZeromancerの魅力を味わえる、最新作「The Death of Romance」だ。 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/zeromancerzentral Zeromancer「The Death of Romance」 ★★★★☆(★・・・5点満点) Tracklisting 01. 2.6.25 02. Industrypeople(My Favourite Song) 03. The Hate Alphabet 04. The Death of Romance 05. The Pygmalion Effect 06. Murder Sound 07. Revengef*ck 08. Virgin Ring 09. The Plinth 10. Mint 11. V ■ Unheilig「Grosse Freiheit」
2008年「Puppenspiel」から約2年振りとなるオリジナル・アルバム「Grosse Freiheit」をリリースしたUnheilig。 Industrial-Rock/Gothic-Metal/Electro-Gothといったジャンルを集約した、暗黒系美メロが秀逸な作風が魅力のドイツのユニットだ。 ドイツ語の歌詞をDer Grafが深みのあるダンディな低音ボーカルで歌うのも魅力のひとつ。 威風堂々たる感情豊かなDer Grafのボーカルと、重厚にして、ドラマティックに展開するトラックが極上のGothtronic-Rockワールドを展開している。 4曲目「Geboren um zu lebe」では、少年少女のコーラス隊を使い、今までに無い劇的な盛り上がりを見せる楽曲だ。 Unheiligの最高傑作と呼ぶに相応しい最新作「Grosse Freiheit」、必聴だ!! 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/unheilig Unheilig「Grosse Freiheit」 ★★★★★(★・・・5点満点) 01. Das Meer 03:39 02. Seenot 04:23 03. Fuer Immer 03:23 04. Geboren um zu leben 03:51(My Favourite Song) 05. Abwaerts 03:31 06. Halt mich 03:48 07. Unter Feuer 05:05 08. Grosse Freiheit 03:49 09. Ich gehoere mir 03:37 10. Heimatstern 04:12 11. Sternbild 04:30 12. Unter deiner Flagge 04:12 13. Fernweh 04:52 14. Schenk mir ein Wunder (Bonustrack) 04:37 ■ Absurd Minds「Serve or Suffer」
ドイツの中堅EBMユニットAbsurd Mindsが、オリジナル・アルバムとしては、「Noumenon」をリリースして以来、5年ぶりの最新アルバム「Serve or Suffer」をリリース★ Absurd Minds最大の武器である、パワフルなEBMサウンドに、キャッチーでメロディアスなポップ・サウンドが見事に融合したハイブリッド型エレクトロ・サウンドは、最新作「Serve or Suffer」でも健在。 ストーリー仕立てのアルバムになっており、1曲1曲がとても印象的に耳朶に馴染んでくる様は、「Serve or Suffer」という作品のクオリティの高さと充実ぶりを如実に表していると言えよう。 音の造り込みも素晴らしく、ソリッドなグルーヴ感のあるEBM/Electroサウンドは、スタイリッシュ且つモダンな音触りを持つ。 Absurd Minds最高傑作と言えるだろう最新作「Serve or Suffer」は、必聴!! Stefan Grossmann(voice) Tilo Ladwig(keys) Timo Fischer(drums) 試聴はこちらで。 http://www.myspace.com/absurdminds Absurd Minds「Serve or Suffer」 ★★★★☆(★・・・5点満点) Tracklisting 01. The King 02. Human Bomb 03. Interconnectedness 04. Deficit Mindset 05. Pendulum Swing 06. Eternal Witness 07. Serve or Suffer(My Favourite Song) 08. S[HELL]S 09. Countdown 10. Tear It Down 11. I Enter You 12. Somebody 13. Holier Than Thou |
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