当ブログでもいくつか作品をご紹介しているIndustrial/Experimental/IDMプロジェクトTestube。
Jeff Danosによるワンマン・ユニットだが、1998年にリリースされたアルバム「Post-Apocalypse」が奇跡の再リリース★
今でこそ、グリッチ・ノイズを多用した実験的でありながら、緻密に構成されたIndustrial/IDMサウンドに感銘を受けざるを得ないTestubeサウンド。
14年も前の音源となる本作だが、現在のサウンド・スタイルの方向性を指し示す陰鬱なElectroサウンドを展開している。
そこには、EBM/ElectroとExperimental Musicをベースにした不気味な音像が展開され、90年代当時のインダストリアル・サウンドを堪能する事が出来る。
「Stationary」などは、非常にビート感を伴ったEBM/Electroサウンドで、今にないTestubeサウンドを愉しむ事が出来るだろう。
Testubeファンは勿論の事、90年代インダストリアル・シーンに思い入れのある方は是非。
試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/testube
Testube「Post-Apocalypse」
★★★☆☆(★・・・5点満点)
01. Open Grave 05:33
02. Mealworm 04:54
03. Condenser 04:50
04. Skinlodge 03:52
05. Vertigo Grim 07:50
06. Delve (Stall Edit) 05:45
07. Niasys 04:58
08. Jaundice 03:45
09. Stationary 06:48(My Favourite Song)
10. Do Undo Others 03:04
11. Evenings 06:01
12. Cursor 06:15
13. Dust Settles 04:36