Alien Hand Syndrome・・・・・「他人の手症候群」という精神病理学的意味を持つGothic/Industrial-Rockユニット。
Echozoneより、デビュー・アルバムとなる「The Sincere and the Cryptic」をリリース★
そのサウンドは、実に"あやしい"のである。
"妖しい"ではなく、"怪しい"でもない。
とにかく"あやしい"のである。
日本語とは、かくも含蓄のある表現の出来る素晴らしい言語だなぁ〜と思う。
そう。
Alien Hand Syndromeのデビュー・アルバム「The Sincere and the Cryptic」とは、聴くも"あやしい"音源集なのである。
Clemens Engertという男性ソロ・ユニットだが、何とも言えぬダーク・メランコリックな音世界を展開するのである。
Industrial-Rock/Gothic-Rock/Darkwave/Experimental-Rock/Dark Cabaretといったエレメントで構成され、ピアノやストリングス、テルミンのような音も操り、妙に"あやしい"旋律でリスナーを惑わすのである。
緩急のある曲の展開を見せるエモーショナルなトラックから、しっとりと聴かせる"あやしい"バラードまで千変万化を見せるAlien Hand Syndromeサウンド。
今月の隠し玉的作品として、皆様にご紹介させて頂こう。
試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/alien-hand-syndrome
Alien Hand Syndrome「The Sincere and the Cryptic」
★★★★☆(★・・・5点満点)
Tracklisting
01. Leave Now and Never Come Back
02. Raison, Raison
03. The Evil and the Lovelorn(My Favourite Song)
04. Guernica
05. Claret
06. A New Day
07. Chainsaw Mascara
08. Ambien
09. The Incredible Whiteness
10. Broomstick Jesus