2018/01

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

<< >>


new category profile
21 Sunday
KANGA「KANGA LP」


これまた、Negative Gain繋がりでいろいろ探訪していたら、完全ノーマークの素晴らしいアーティストを発見!!!
2016年リリースの作品になるが、女性ソロ・プロジェクトKANGAのデビュー・アルバム「KANGA LP」を紹介したい。
まず、この作品に携わったスタッフのクレジットを見てほしい。

 

Co-producer – Rhys Fulber
Guitar – Matthew Setzer
Mastered By – Greg Reely
Mixed By – Rhys Fulber
Producer – Kanga
Written-By – Kanga

 

なんと、EBM界の大御所Flont Line AseemblyファミリーのRhys FulberとGreg Reelyの名前が!?
サウンド自体もひじ用に完成度の高いもので、クールでグルーピーなEBM/Electro-Industrial/Dark Synth-Pop/Dream-Popサウンドをベースに、魅惑的な歌声を披露するKanga Duchamp嬢。
冷淡で哀愁さすら感じさせるメロディ・ラインが秀逸で、バラエティに富んだトラック群は、時にリズミックなビート感が躍動し、また、一転して、ドリーミーなメロウさが夢寐のような心地良さを演出する。
素晴らしい!!!!
Chiasmあたりが好きなリスナーには、超激推薦盤であることに間違いなし!!!!

 

試聴はこちらで。

https://kangangp.bandcamp.com/

 

 

KANGA「KANGA LP」
★★★★★(★・・・5点満点)

 

01. Something Dangerous
02. Going Red(My Favourite Song!
03. Honey
04. Viciousness
05. Saviour
06. Dissonance
07. Vital Signs
08. Tension
09. Animal
10. Machine




14 Sunday
SHIV-R「Requiem for the Hyperreal」

 

Pete Crane (aka Virul3nt)とLee Bulig (aka Kong)によるAustralian IndustrialユニットSHIV-Rが、最新アルバム「Requiem for the Hyperreal」をBlind Mice Productionsよりリリース★
以前のDark-Electro/Harsh EBM路線の先鋭的な攻撃性を剥き出しにした退廃的な音世界は、そこにはない。
もっとシンプルに、ダンス・ミュージックとしてのリズム感・グルーヴ感を追求し、メロディをより重視したエレクトロ・サウンドとして展開される。
Pete Craneのボーカル・スタイルにしても、エモーショナルなノーマル・ボイスで勝負。
「Malediction」や「Escape Velocity」のStompyなリズム隊と、タフなドライビング・ビートにアドレナリンが過剰分泌される。
ハードなEBM/Electro-Industrialサウンドをベースにし、Rave、Industrial-Rock、Synth-Pop、Techno、Dubstepな調味料で味付けをしたサウンド・メイクに、只々驚かされる。
「Here in the Dark」や「Disconnect」などは、90年代Industrial-Rockサウンドを追随したエレクトロ・ロックなナンバーに仕上がっている。

しっとりと聴かせるスロー・ナンバー「Apples」もイイ。
アグレッシブなトラックから、メロウなナンバーまで実にバリエーション豊かな楽曲で構成された最新作「Requiem for the Hyperreal」 。
まさに、新生SHIV-Rサウンドを印象付けるインパクト充分のメモラブルな快作だ!!!!!

 

Pete Crane (vocals & music)
Ben Bulig (music)

 

試聴はこちらで。

https://blindmiceproductions.bandcamp.com/album/requiem-for-the-hyperreal

 

 

SHIV-R「Requiem for the Hyperreal」
★★★★★(★・・・5点満点)

 

01. Halo
02. Malediction(My Favourite Song!)
03. Cheshire Grin
04. Here in the Dark
05. Disconnect
06. Escape Velocity
07. Entropy
08. Something to Say
09. Panacea
10. The Moth Collector
11. Apples
12. Milk and Honey

 




01 Monday
Eggvn「In God We Are Damned」


 

ノルウェーの闇より生まれし邪悪の化身。
EBM/Electro-IndustrialユニットEggvnが、最新EP「In God We Are Damned」 をリリース★
アフリカの原始宗教的呪術を彷彿とさせる民族音楽のサンプリングを効果的に使用し、実に不気味なる怨像を作り出すEggvn。
その最たる例とも言えるフェイバリット・トラック「Mantis」はおススメの一曲。
アグレッシブで肉感的なEBM/Electro-Industrialサウンドを軸に、「Godhead」あたりでは、重厚なギター・サウンドをバックに、ソリッドでハードなEBM/Industrial-Metalサウンドを繰り出す。
EDMのフレーバーを効かせた「The Source」のアッパー感のあるサウンド・メイクもお見事。
致死的な呪いを解き放つ闇音の呪術師Eggvn、要チェック!!!!

 

試聴はこちらで。

https://eggunofficial.bandcamp.com/album/in-god-we-are-damned

 


 

Eggvn「In God We Are Damned」
★★★★☆(★・・・5点満点)

 

01. Mantis 04:44(My Favourite Song!)  
02. Visions 04:39
03. A.A.S.B. 04:31
04. Godhead 03:58
05. The Source 04:23
06. Wumpscut - Dot, dot, dot (Eggvn remix) 03:34




28 Tuesday
Severe Illusion「Discipline Is Reward Enough」

 

Fredrik DjurfeldtとUlf LundbladによるHarsh EBM/Electro-IndustrialユニットSevere Illusion。
ハンガリーのAdvoxya Recordsより、2枚組最新アルバム「Discipline Is Reward Enough」をリリース★
無機質。
金属臭。
ノイズ。
冷淡。
そんな形容が相応しいSevere Illusionサウンド。
ミニマムで肉感的なElectronic Body Beats、ノイズ塗れのジャリついたHarsh Electro、キンキンと鳴り響くメタル・パーカッション、不快にして不穏なるPad音、パーカッシブなリズム隊、ほとんど歌詞が聞き取れないHarsh Voices。
しかし、素晴らしい。
クセになる。
長きキャリアに裏打ちされた絶妙なる音使いの成せる業なのか。
80年代EBM/Electro-Industrialサウンドを彷彿とさせつつも、モダンなエレクトロ・サウンドをスパイス程度に効かせている点が実に憎い。
そこに視える色彩は何もない。
昔、ブラウン管のテレビで流れていたTVノイズの嵐だけ。
ああ、この音楽性・・・・・・ハイになりそうだ。

 

試聴はこちらで。

https://advoxya.bandcamp.com/album/discipline-is-reward-enough

 

 

Severe Illusion「Discipline Is Reward Enough」
★★★★★(★・・・5点満点)

 

Disc.1
01. Runner
02. Proud(My Favourite Song!
03. Trust
04. Surveillance
05. Only Pilots Change The World
06. Penalty
07. Meat Harvest
08. Mace
09. High
10. Repent
11. Human Rites 2016
12. Massive Democratic Maintainance
13. High (alternative version)
14. Friendly (featuring Seventh Harmonic, live in Antwerpen)

 

Disc.2
01. Intro / Bomb
02. Brute Engine
03. Solitary
04. Agnostify
05. Only Pilots Change The World (again)
06. Clear Head
07. Erased
08. Independence
09. Heart
10. Lost (longer version)
11. Frogs
12. Repent (featuring Tecnoman SF, live in Montevideo)




07 Tuesday
First Aid 4 Souls「Dark Tunnel」

 

István GazdagによるHungarian Electro-IndustrialプロジェクトFirst Aid 4 Souls。
最新アルバム「Dark Tunnel」 をリリース★
Human Vaultのmortumをボーカルに起用。
Front Line Assemblyを想起させる90年代EBM/Electro-Industrialサウンドをベースに、Noise/Psychedelic Trance/Acid Technoといったフレーバーを効かせたインテリジェンスなエレクトロ・ミュージック。
"The Dark Post-Apocalyptic Universe"という有名な小説からインスパイアされた、コンセプチュアルな作品でもある。
宗教音楽かと思わせる「Dead Life To The Sons Of Men」の荘厳たるEBM/Electro-Industrialサウンド。
緻密にして巧妙な展開が実にお見事。

Synth-Popライクなポップ感のある「Let The Man Just Born」も作品の絶妙なアクセントとなっている。
1曲1曲が濃密に創り込まれた完成度の高さと、ビジョンとして浮かび上がる世紀末的音像に驚嘆。
これは、素晴らしい。
EBM/Electro-Industrialファンに訴求する快作であることに間違いない一作!!!!!!

試聴はこちらで。

https://humanvault.bandcamp.com/album/dark-tunnel-da01

 

 

First Aid 4 Souls「Dark Tunnel」
★★★★★(★・・・5点満点)

 

01. Her Face As An Angel 4:14
02. Dark Tunnel 4:48
03. Back To Dust 5:01
04. Sleeping In Death 4:37
05. Dead Life To The Sons Of Men 5:19(My Favourite Song!)   
06. A Place To Rest 5:15
07. Let The Man Just Born 4:30
08. Nothing Keeps My Mind Clear 4:28
09. Inside There Is No God 4:56




30 Monday
Electro Synthetic Rebellion「Machines Of Destruction」

 

1997年より、Vinceによるソロ・プロジェクトとしてスタートしたFrench EBM/Electro-IndustrialユニットElectro Synthetic Rebellion。
前作「Time Of Fear」より、約4年ぶりとなる最新アルバム「Machines Of Destruction」 をリリース★
Electro Synthetic Rebellionサウンドと言えば、メタル・パーカッシブなリズム隊、タフでハードなElectric Body Beats、うねりを持つ極太のベース・ライン、そこはかとないキャッチーなメロディ・ラインに、VinceのHarsh Voices。
感情の温もりなど一切感じさせない、マシーナリー且つクールなEBM/Electro-Industrialサウンドを軸に展開される。
最新アルバム「Machines Of Destruction」 でも、その路線は踏襲され、過去の作品にも感じる事の出来るDark-Electro系サウンドのテイストが随所に顔を覗かせる。
KlinikやFront Line Assembly、Skinny Puppyといった80年代から90年代にかけてのEBM/Electro-Industrialに影響を受けており、そのインスパイアぶりが如実に感じられる作風も健在だ。
個人的には、「Freedom Above All」がお気に入りのトラックだ。
不穏なPad音、メタル・パーカシッブなリズム隊の応酬、90年代EBM/Electro-Industrialテイストの不気味なトラックだ。
全てのEBM/Electro-Industrialファンに捧げる強烈な一枚!!!
 

試聴はこちらで。

https://electrosyntheticrebellion.bandcamp.com/album/machines-of-destruction

 

 

Electro Synthetic Rebellion「Machines Of Destruction」
★★★★☆(★・・・5点満点)

 

01. Machines Of Destruction 5:25
02. New Poison 4:51
03. Possession 5:48
04. Dreams Away 5:54
05. I See 5:29
06. Toxic Vapor 6:01
07. Burnt Out 6:33
08. In Your Eyes 5:37
09. Freedom Above All 5:06(My Favourite Song!)
10. Signs Of Extinction 6:33




25 Wednesday
Encephalon「We Only Love You When You're Dead」

2011年 The Transhuman Condition(Artoffact Records)
2015年 Psychogenesis(Dependent Records)

 

Artoffact Recordsより、最新アルバム「We Only Love You When You're Dead」 をリリースしたCanadian EBM/Electro-IndustrialユニットEncephalon★
Alis Alias、Matt Gifford、Sam Mainerによる三人組ユニットだ。
その音楽性は、まさしくジャンルレス。
ベースは、EBM/Electro-Industrialサウンド。
しかし、 Symphonic-Metal/Cyber-Punkといったテイストを濃密に練り込み、ダイナミック且つエキサイティングなエレクトロ・サウンドを堪能出来るだろう。
フェイバリット・トラックに推薦する「Never Bleed」は、モダンなエレクトロ・サウンドが際立つ近未来型EBM/Electro-Industrialサウンド。
女性ボーカル・メインに押し出したCyber-Punkな「Naraka」もエロティックな歌声とグルーヴ感が魅力的。
タイトル・トラック「We Only Love You When You're Dead」は、不穏なオーケストレーションが迫りくるNecro FacilityやDead When I Found Herらと同様のSkinny PuppyテイストのElectro-Industrial/Horror-Electroサウンド。
EDM/Dubstepなフレーバーを感じさせるダンサブルなアップ・チューン「Lunacy」。
Ambientテイストの幻想的なトラック「Limb From Limb (Reprise)」の美しさに、つい聴き入ってしまうだろう。
ラストを飾るカオティックなElectro-Industrialサウンドに、リスナーは一気に絶望感の坩堝へ急速フリー・フォール。
まさにジャンルレスなエレクトロ・サウンドの解放区だ。
要・要チェック!!!!

 

試聴はこちらで。

https://encephalon.bandcamp.com/album/we-only-love-you-when-youre-dead

 

 

Encephalon「We Only Love You When You're Dead」
★★★★☆(★・・・5点満点)

 

1. Limb From Limb
2. The Calvin Klein Of Slime
3. Never Bleed(My Favourite Song!
4. Naraka
5. We Only Love You When You're Dead
6. Lunacy
7. In Plague
8. A Debt Of Flesh
9. Limb From Limb (Reprise)
10. What Part Of Me Dies




25 Saturday
Dead When I Found Her「Eyes On Backwards」


2016年11月4日リリース作品。
Michael Arthur Hollowayのソロ・プロジェクトDead When I Found Her。
徹底したSkinny Puppy、初期Front Line Assemblyを思わせるOld SchoolなElectro-Industrialサウンド。
邪気しか嗅ぎ取れぬ不気味なる音像。
金属的な音色で支配されたIndustrial Soundscape。
耳朶より這い寄る異様な"何か"に、怖気を禁じ得ない。

まるでエクソシストの世界に紛れ込んだかのような、サタニックな倒錯世界へ没入していく。

おぞましいという言葉がピッタリのMichael Arthur HollowayのGloomyなボーカルも、狂気に彩られたサイコパス感が滲み出ている。
本家Skinny Puppyをも凌駕する恐怖音楽の最高傑作がここに!!!!!
とにかく怖い。
しかし、それ以上に素晴らしい。
 

試聴はこちらで。

https://deadwhenifoundher.bandcamp.com/album/eyes-on-backwards

 

 

Dead When I Found Her「Eyes On Backwards」
★★★★★(★・・・5点満点)

 

01. Tantrum  03:56  
02. The Big Reverse  04:40(My Favourite Song!)    
03. Shining Path  04:26  
04. Braille  05:04  
05. High Anxiety  05:14  
06. Unsolved History  07:28  
07. Midlife Eclipse  04:27  
08. The Pines  04:03  
09. Serus Mundi  07:44 




15 Sunday
Kult of Red Pyramid「OMINOUS + PRISONERS」



Ivan Rogar、Josip Facković、Tomislav Dujmovićによるクロアチア発EBM/Electro-IndustrialユニットKult of Red Pyramidが、最新アルバム「OMINOUS + PRISONERS」をリリース★
前作「Broken Mirror」より約2年ぶりとなる最新作だ。
まさに、緻密にして精巧なサウンド・ストラクチャー。
EBM/Electro-Industrialサウンドをベースに、IDM/EDM/Trip-Hop/Downtempo/Big Beatといった他ジャンルのサウンドをミクスチャーしたハイブリッドなエレクトロ・サウンドが展開される。
特に「Slow」のような、Synth-Popライクなメロディ重視の展開を持つ新境地を切り開いたKult of Red Pyramidサウンドにも注目したい。加えて、このエモーショナルな歌声が実に熱を帯びて、リスナーの心に訴えかけてくる。
過去の作品では、感情の起伏の少ないクーリッシュさを際立たせた陰湿なヴォーカルだったが、「Slow」や「Serpent's Path」などで展開される歌声は、深みのある伸びやかな代物で、サウンド先行と思われがちなKult of Red Pyramidだが、いやいや、歌モノとしても十二分な魅力を放っている。
また、Trip-Hop/Downtempoといった音の静謐感や空間的なスケール感を持たせるサウンド・メイクによって、より深遠のあるエレクトロ・サウンドとして堪能出来るだろう。
素晴らしいの一言に尽きる快作と言える作品だ!!!!

試聴はこちらで。
http://kultofredpyramid.bandcamp.com/album/ominous-prisoners



Kult of Red Pyramid「OMINOUS + PRISONERS」
★★★★★(★・・・5点満点)

01. Usurper  5:44
02. The Ether Glitch  3:04 
03. Variant Sleep  4:01 
04. Don't Tear Me Up  4:54 
05. Slow  5:27(My Favourite Song!
06. Ominous  4:13   
07. Serpent's Path  4:48 
08. Clean Hands  7:30 
09. Prisoners  6:53 
10. Dormant Tears  3:55 
11. Phoenix  5:37 
12. Undermine  5:09 
13. Spectre  4:56 
14. Requiem (bonus - remastered)  4:13 
15. In Love With The Devil (bonus - remastered)  6:00 
16. Crumbling Hope (bonus)  5:59 




30 Saturday
Encephalon「Psychogenesis」



Canadian EBM/Electro-IndustrialユニットEncephalonの2015年にリリースされた最新アルバム「Psychogenesis」 をご紹介★
まさに、ポストFront Line Assemblyと評するに値する近未来的EBM/Electro-Industrialサウンドを展開。
2011年に、Dependentよりリリースしたデビュー・アルバム「The Transhuman Condition」においても、その緻密にして見事な構築美に見る極上のエレクトロ・サウンドは、より研磨され、クールでエキサイティングに進化。
IDM/EDM/Dubstep/Future-Popなテイストを加え、「Illuminate」のようなキラーチューンを体感することが出来る。
文句なしに素晴らしい。
タイトでグルービーな近未来型エレクトロ・サウンドを是非、ご一聴して頂きたい!!!!
Matt Gifford (Vocals, Lyrics, Programming, Production etc)
Sam Mainer (Programming, production, etc)
Alis Keller (Synths, Vocals, Visuals, Video Synth)


試聴はこちらで。
http://encephalon-ca.bandcamp.com/album/psychogenesis


 

Encephalon「Psychogenesis」
★★★★★(★・・・5点満点)
01. Psychogenesis Zero  
02. Desertropolis   
03. Illuminate(My Favourite Song!)   
04. Outbreaker  
05. Starscorch  
06. Genomica  
07. Only Biological  
08. The Ultimate Breed  
09. Malkuth  
10. Ecophagy (Nephilim pt 1)  
11. The Descent (Nephilim pt 2)  
12. Atom & Eve




archive