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Miriamインタビュー

author : bloodline242 | 2007.12.29 Saturday


それは、天空から舞い降りた天使の囀り・・・

繊細且つ優美なエレクトロ・サウンドに装飾され、極上のTrip-Hop/Darkwaveサウンドを紡ぎだす・・・

そのサウンドは空間的な広がりを見せ、聴く者の耳朶を、時に優しく、時に妖しく、時に刺激的に転がす・・・

イタリア発、Miriamの2nd「When Beauty is Invisible」は、そんなアルバムである。

インタビュー: Loki Helvete(unVolLkomMen/Luciferrot)/翻訳: Kiwamu/監修:Bloodline242


─こんにちは。今年は素晴らしいセカンドアルバム「When Beauty is Invisible」をリリースしましたね。今回のインタビューでMiriamを初めて知る日本のファンも多いと思うので、あなた方の事とMiriamの楽曲のついて紹介してもらえますか?

Daniela: みなさん、こんにちは!Miriamというユニットは、80年代のカルト映画「The Hunger」(デヴィッド・ボウイとカトリーヌ・ドヌーヴによるヴァンパイア映画)にインスピレーションを受けて、私とCarlo Bucciarelliで1998年に結成されたの。映画の中で、Miriamというのは女ヴァンパイアなんだけど、人工的なアングラな雰囲気とか、鮮やかなシーンとかに本当にインスパイアされたの。最低限の器材を揃えて、エレクトロなトラックの上にバンドサウンドを加えるというのが私達のスタイルだと思う。「Arabesque」と「Im Nebel」という二つのデモ音源を作った後に、1stアルバム「Scents」をリリースして、今年は2ndアルバム「When Beauty Is Invisible」をリリースしてるの。私達のインスピレーションの元になるのは広い範囲になるの、アンダーグラウンドな物でいうとCocteau TwinsやCranesから、Massive AttackBjorkみたいな現代的な物も。影響を受けたアーティストの名前を上げてみて思うんだけど、私達の楽曲はユニークでオリジナルな部分を確立していて、現代的なエレクトリックな要素にエンジェリックなボーカルが溶け込んでいるの、それにエレキギターが乗っている感じ。こんな感じで今までの作品を作って来ているの。

─あなた方の曲は様々な方法と手段を使って感情を表現しているようですね。もし誰かにMiriamの音楽を紹介するとすれば、どんな感じになりますか?

Daniela: ジャンル名とか他のアーティスト名を出さないでMiriamの音を説明するのは難しいわね。曲と歌詞を使って内なる感情を表現しているの。感情とイメージね。聞いてくれた人の心を開いて、想像上でしか見れないような物を見せてあげれたらと思っているの。エレクトロな音で、私達の世界観の温かい色から寒い色までを表現するの。歌詞はとても空想的な私にしか書けない物になっていると思うから、私達は他のアーティストとMiriamを比較してみたりとかはしないの。

─あなた方は小さい頃にクラシック等の音楽教育のような物は受けましたか?

Daniela: Carloは若い時にクラシックギターを習ってたわ。私はずっと音楽を聞いていただけだったけど、最近歌のレッスンを受けたりもしたわ。でも普通の音楽的なアプローチはしないわ。基本的には本能のまま、自分達のスタイルを作って来てると思うの。

─いままでどんな音楽に影響受けてきましたか?どんなバンドを聞いてきましたか?

Daniela: 私達は80年代のダークでニューウェーブが始まったころの音楽を聞いて育ってるの、影響を受けたのはThe Cure, Depeche Mode, Killing Jokeのような大きなバンドや、David Bowieロキシーミュージックといった古典的な物ね。特に私達の中で大きなのは、Schillerからエレクトロな雰囲気を、Goldfrappから革新的な要素を、Archiveからは深い内省的な要素を取り入れているわ。

Miriamの音楽には神秘的で不思議な魅力がありますね。霊的なものは信じていますか?もしそうなら、音楽を表現する上でとても大切ですよね?

Daniela: 私達にとって信仰はとても大切だし、神の存在も信じているわ。時々信仰はとても強烈なインスピレーションになるわね。「Endless」はイエスの形骸布(キリストの体が埋められた時に使われた布)を表現して書いた曲なの。音楽は内なる感情を表現する一番強い表現力のある言語なの。まるで理想的でロマンチックな哲学者のようだけど、音楽は信頼と信仰の扉を開くカギになるの。

─ファンの人達にどんな風に楽曲を聞いてもらいたいと思っていますか?
Daniela: 聞いてくれた人達に私達の感じたままのの感情を伝えたいの、私達の見ている空想の世界を一緒に見て、現実世界の向う側にある物や、想像上の景色を見せれたら良いなと思っているの。こんな風に感じてくれたら、私達の作品の意図が上手く伝わっているって事ね。

─時間を割いていただいてありがとうございました。これからも良い作品を作ってください。日本のファンに最後にメッセージをお願いします。
Daniela: このページでインタビューを掲載してもらえたお陰で、読んでくれた日本のファンの皆さんに私達の事を分かってもらうチャンスができてとても感謝しているわ。是非、私達のMySpaceに来て、耽美的で感覚的な世界を感じて、そこにある曲を聞いて欲しいの。それで意見を聞かせてもらえれば、またこれからの曲作りにもそれが活かされると思う。皆さんの幸せでありますように。それとMiriamとして日本にライブをしに行けたら凄く素敵だと思うわ。

Miriam - Scents

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[Miriam MySpace]
http://www.myspace.com/officialmiriam


[Miriam CDの取扱いの詳細]
Miriamの1stアルバム[Scents]と2nd アルバム[When beauty is invisible]はCURE distributionから発売中です。
http://cure-distribution.seesaa.net/article/41362568.html
| インタビュー | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0)

Uninvited Guestインタビュー

author : bloodline242 | 2007.12.16 Sunday


イギリス発、Gothic/Industrial-MetalバンドUninvited Guest
バウハウスを思わせる色気漂うグラマラスなGothic-Rockと、疾走感溢れるIndustrial-Metal/Rockとの融合。
それは媚薬のように、聴く者の心を玩ぶ。
これぞ、Gothic-Rockの進化系である!!

インタビュー: Loki Helvete(unVolLkomMen/Luciferrot)/翻訳: Kiwamu/監修:Bloodline242

─こんにちは。もうすぐアルバムも発売されますし、凄く多忙な一年でしたね。このインタビューは日本のファンへの初めてのバンドの紹介という事もありますので、自己紹介からお願いします。貴方の事とUninvited Guestのアーティストとしての目標を教えてください。
Dean: Uninvited GuestのシンガーのDean Hathawayだ。バンドの中では私は歌詞とボーカルメロディを全部作っているんだ。Uninvited Guestは私の情熱そのものだよ、曲の中やバンドの表現の一環としてドレスアップして、自分のアーティスティックな部分を表現する場所でもある。私は自分の曲を社会批判の手段とも、現実逃避の為の場所とも考えているんだ。我々はリスナーをそれぞれの曲の世界に誘いたいとおもっているんだ。キーボードのLucasは2000年に私と一緒にUninvited Guestを結成したんだ。
その後、オリジナルベーシストのRob Bakerに加入して、Lucasと以前一緒に組んでいたShaun Copeをギタリストとして迎えたんだ。


─ニューアルバムの「Malice in Wonderland」がちょうどハローウィンの時期に発売されましたね。ハローウィンは貴方にとってどんな意味がありますか?
Dean: ハローウィンは凄く好きな時期なんだ、一年で一番好きなんじゃないかな。ダークなイメージと恐怖の美学というのがとても好きなんだ。ちょうどUninvited Guestのアルバムリリースのタイミングとばっちりハマったんだよ。

─今年はベーシストのRobertがバンドを脱退してラインアップが変わりましたね。この変化はバンドにとってはどうでしたか?彼は新しいアルバムのベースは彼が弾いたものなんでしょうか?新しいメンバーは探していますか?もしくは3人編成で続けていくつもりですか?
Dean: Robertがバンドを脱退した事は良かったよ、彼は実際の所、我々がやろうとしている事をまったく理解しなかったんだ。彼の脱退は今のメンバーに新しいスタイルの音楽を模索するキッカケになったよ。新しいアルバムでは彼のベースはまったく使われていない。全部Lucasがプログラミングしたんだ。それに新しいベーシストのJane Dalton (ex-Squid, 616Abortions) が加入したんだ。ビジュアルや音楽で表現しようとしている事を一緒に作っていく情熱もあるし、Uninvited Guestというバンドにぴったりだったよ。

─アルバムに話を戻しましょう。前作の「Faith in Oblivion」と比べて新しい試みなどのはありますか?
Dean: 自分のパートに関しては新しいアルバムではハーモニーをたくさん取入れたんだ。音楽に関してはジャズやワルツの要素もあるんだよ。このアルバムの為に実験的な事を沢山したし、面白いアルバムを作ろうと頑張ったよ。曲のいくつかはやっぱりヘビーなんだけど、「Faith in Oblivion」よりシアトリカルな部分が沢山あるよ。

─いままでライブしたり、旅行したなかで、どこが一番良かったですか?ニューアル
バムのリリースの後、ツアーしたい所とかはありますか?
Dean:イギリスではずっとWhitby Gothic Weekend Festivalに凄く出演したかったんだ。今年で出演は2回目なんだけどね。もちろん他の国にもプレイしに行きたいんだ。
ヨーロッパへも日本へもね。ただ渡航費用が凄くかかるから、次のアルバムが上手く
行くようにと願っているんだ。そうすれば海外へもライブをしに行けるだろ?

Uninvited Guestは音楽にとてもマッチした強力なビジュアルイメージを持っていますね、それは日本のファンにとてもアピールすると思うのですが、これはメンバーのアイデアなんですか?それともデザイナーがついているんですか?もしくはメンバーのアイデアとか?
Dean:私はいつもインターネットで世界中から気に入ったコスチュームを買ったりもする、しかし大部分は自分で作ってるんだ。私が着るような衣裳というのは見つけるのが凄く大変だからね。だから自分で作るといのは唯一の方法なんだ。面白いだろ?自分でイメージと音楽を完全に合わせて考えるんだよ。

─インタビューの時間をとってもらってありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
Dean: いつも応援してくれて日本のファンにはとても感謝してるよ。いつか日本にライブをしにいけると良いなとおもってるんだ。それと「Malice in Wonderland」を気に入ってくれると良いな。みんなが幸せでありますように。愛をこめて。



[Uninvited Guest MySpace]
http://www.myspace.com/uninvitedguestuk


[Uninvited Guest CDの取扱いの詳細]
Uninvited Guestのアルバム[faith in oblivion]はCURE distributionから発売中で
す。
http://cure-distribution.seesaa.net/article/32483431.html
| インタビュー | 20:10 | comments(0) | trackbacks(0)

Spectrum-Xインタビュー

author : bloodline242 | 2007.10.21 Sunday


カルト的な人気を博すイタリアのPsycho Industrial MetalバンドSpectrum-X
鋭利な刃物を突き付けられている様な、異様な緊迫感と恐怖に彩られたサウンドは如何にして生まれたのだろう。
今回、その彼らのサウンド・コンセプトを中心に、Spectrum-Xという異端バンドの全貌を暴き出す。
今後、要注目のバンドなだけに、読み逃しなく!!


インタビュー: Loki Helvete(unVolLkomMen/Luciferrot)/翻訳: Kiwamu/監修: Bloodline242

─ちょっと早いですがハッピーハローウィン!この時期というのは貴方にとってどんな意味がありますか?
S-X: Spectrum-Xにとっては毎日がハローウィンなんだよ。毎日お茶会をしてる。中々いいだろう?

─貴方がSpectrum Xのコンセプトを思い付いた時の事を、日本のファンに教えてもらえますか?
S-X: 私がアメリカからイタリアに最初にやって来たのは2004年の春だった、その時に私とCandyBonesはこの生き物 Spectrum-X に出会ったんだ。私がCandyBonesと出会う前から、そいつは私達の悪夢の中に出て来たり、夜中にベッドルームに奇妙な影になって現れたり...まさに奇妙な夢だったんだ。私達の回りで起こった事を一冊の本にできるくらいの変な事がたくさん起こったんだ。Spectrum-Xというのは名前のないゴーストという意味で、2004年の夏にCandyBonesと私が地下室で奇妙な曲を書き始めたときに、それはバンド名になったんだよ。しかし最初はSpectrum-Xは生き物だったんだよ。

─貴方が気に入っているホラー映画はなんですか?ゴーストとかの映画ですか?
S-X: 私のお気に入りは「悪魔のいけにえ」と古いゾンビ映画だね。CandyBonesは1920年代のサイレント映画が好きなんだ。2人ともが気に入っているのは日本のホラーだよ、「呪怨」「リング」「回路」とか色々あるよ。私達を怖がらせる事ができるのは日本のホラー映画だけだよ。

Spectrum-XBLOODにリミックスを提供した事でも知られていますね。このコラボレーションについて話してもらえますか?他のバンドのリミックスとかはどうですか?なにか予定はありますか?
S-X: 私達はBLOODとコラボレーションできて凄く良かったよ。BLOODの事は凄くリスペクトしてるから、彼等がリミックスのオファーをしてくれた事は誇りに思っているよ。それにリミックスの作業も凄く良いものになったと思う。両バンドともホラーが好きで、インダストリアルのちょっと変わったスタイルを持っているという共通点があったのも上手くいった要因だと思うね。他のバンドも私達にリミックスを頼んで来てはいるんだけど、まだ今の時点ではどのバンドのリミックスを作るとかは決めてないんだ。

─アメリカと比べるとイタリアの雰囲気はどうですか?旅行してみて気に入った場所とかはありますか?
S-X: イタリアはとても神秘的で古代遺跡が沢山あるんだ。ここの雰囲気はとても心に残るよ。特に私達がライブをした所なんかはね。(北イタリアのPiacenzaとか)中世の城とか古い町並みがたくさんある。そんな所では私達は凄くインスパイアされるんだ。アメリカはもっと狂っていて、凶暴で、暴力的だよ。私はシカゴで生まれたからね。いままで旅行したなかで気に入ってるのは、そうだな....ロンドンは良かったよ。パリは魅惑的だった。春に大阪〜京都〜東京に行く事になってるんだけどめちゃめちゃ楽しみだよ。

─もし貴方の音楽をホラーのキャラクターとかモンスターに例えるとすると、何になりますか?
S-X: ハイド氏(ジキル博士とハイド氏)と女ブギーマンの間に生まれた息子とかだね!!(爆笑)

─政治や宗教についての貴方の意見について教えてもらえますか?
S-X: 私達は魔法の空間に吊るされているんだ、まるでおとぎ話の罠のように、しかし殺人鬼はそんな窮地にこそ現れるんだ。政治も宗教もここには無いよ。私達はゴースト、天使、悪魔なんかを信じているからね。

─インタビューの時間をとってもらってありがとうございました。最後になにかメッセージをお願いします。
S-X: こちらこそありがとう。夜中に、あなたがベッドで寝るときには忘れずに確かめてくれ、クローゼットは閉まっているか?きちんと閉まっているか?....



[Spectrum-X MySpace]
http://www.myspace.com/spectrumx


[Spectrum-X CDの取扱いの詳細]
Spectrum-Xのアルバム[Tea Party With Zombies]はCURE distributionから11月7日発売です。
http://cure-distribution.seesaa.net/article/60125418.html

[リミックスを提供したBLOODのシングルの詳細]
http://blood-kiwamu.seesaa.net/article/61285204.html
| インタビュー | 18:39 | comments(0) | trackbacks(0)

LEAETHER STRIP / KLUTAEインタビュー

author : bloodline242 | 2007.10.05 Friday
90年代、ドイツのyelworCと共に、Dark-Electroシーンを牽引してきたクラウス・ラールセンことLeaether Strip。現在のDark-Electro/Terror-EBMシーンの中核を成すGrendelThe Retrosicなどに、多大な影響を及ぼしていることは知られるところであろう。
そのLeaether Stripが、数年間の空白の時間を埋めるべく、精力的な活動を続けている現在の心境を語って頂いた。
日本のファンに向けての初のインタビュー記事である。
異彩を放ち続けるDark-Electro界の首領が語る、今まで語られなかった秘話がここに!!



LEAETHER STRIP / KLUTAEインタビュー

(インタビュー: Loki Helvete/翻訳: Kiwamu & Becky/監修: Bloodline242

─こんにちわ、Claus! アンダーグラウンドのエレクトロ・ミュージックで伝説的な影響力を持つあなたにインタビューできて、とても光栄です。さっそく最近のあなたの活動について聞かせてください。今年は素晴らしい作品の「The Giant Minutes to the Dawn」のリリースに続いて、デビュー作である「The Pleasure of Penetration」を含む過去の作品を再度リリースされますね。なぜ再リリースする事にしましたか?そのときのインスピレーションになったものはなんでしたか?初期の作品を振り返ってみて、どう感じましたか?
Claus: ありがとう! 日本からのインタビューということで私も嬉しいよ。私にとって、とても行ってみたい国だからね。私が子供の時から、日本の文化とか日本人の考え方というのは凄く興味深いものだったよ。私達の家には日本の物を色々おいてる一角があるくらいだからね。この何年かの間、日本のアンティークな物を集めてるし、私の家の庭は日本文化にとても影響をうけているよ。そうなんだ、過去の曲達をもう一度リアレンジしてリリースする事にしたんだ。今私は40歳なんだ、それもあって、この何年かの間で私がした事を振り返ってみるにはちょうど良いタイミングだったよ。私の特に気に入っている曲をいくつかリアレンジして、良いものになるかどうかを試してみる事にしたんだ。まったくの新曲のように作業してみたんだよ。その作業は凄く楽しかったんだ。もう忘れていたと思っていた当時の事とか記憶とかが何度もよみがえって来たんだ。こんな話しをしてるとまるで80才の老人になったように聞こえちゃうな(笑)。


─2005年からの新作には創造的なエネルギーを取り戻した感じが続いている様ですが、貴方の考え方は2000年までの音楽活動に比べてどんな風に変わっていますか?今もあのころと同じ様に上手く行っていると思いますか?色々な問題に直面して来た様ですが、どういう経験が音楽活動を続けるキッカケになりましたか?
Claus: 再び音楽を作り始めた日に、私は過去の問題を捨てて前向きに行く事にしたんだ。私の人生をめちゃめちゃにしたやつらの事を許して、その怒りを曲を作るエネルギーにしたんだ。そして音楽を作る事が私にとって一番良い事だって解ったんだよ。私の中は痛みで一杯で、最後には殻に閉じこもってたんだ。今は音楽がそれを満たしてくれている。だから作り続けるんだよ、もう立ち止まったりしないよ。


─少し変わった質問ですが、再発される作品に「Japanese Bodies」という曲がありますね、日本のファンにこの曲についてお話してもらえますか?
Claus: これは私にとってとても特別な事なんだ。私が書いたLEAETHER STRIPの最初の曲だしね。ちょっと説明するのは難しいんだけど。私が小さかった頃から、私はメディアが日本人の事を"日本人の集団"としてしか扱わず、"個々の日本人"についてまったく取扱わない事がとても嫌だったんだ。学校でもそれは同じだったよ。日本について習った事は第二次世界大戦についてだけだった。だから私はそれらの人々を集団としてではなく個々として考える事にするという曲だったんだよ。今はそんな状況も良くなっているとおもうけどね。インターネットのおかげで本当の日本人というものに興味を示す人達が増えたと思う。いまの説明でわかった?


─貴方の長い音楽活動を振り返ってみたら、一番好きなアルバム、もしくは一番思い出に残るアルバムはありますか?
Claus: 私には全部大切なものだから一番好きなアルバムなんてないよ。その時の感情を表現するからね。でもアーティストとしてやっぱり成長したいのもあるから、常に新しくて良い曲を作りたいという欲求が私を駆り立てるんだ。それに昔の曲を聞くのも凄く好きなんだ。今聞くとリリースされた当時にリスナーが聞いたように客観的に聞く事ができるからね。


─最新のアルバム[The Giant Minutes to the Dawn]に話を戻しましょう。以前よりもダークで悲観的な方向に向かっているように感じられますね。あなたの考え方や作品から発している怒りには希望はあるのでしょうか?
Claus: いま世の中はとても醜い状態になっていると思うんだ。そんな状況では人は醜い行動をとるだろう。でも私は座り込んで「ダークなアルバムを作ろう」とか思ったわけじゃないよ。曲のいくつかが少し悲観的になったのは自然だったんだ。でも少し希望はあると思う。ほんの少しだけどね。


─最近の世の中ついてはどう思いますか?とくに人間に対して思う事とかありますか?
Claus: 今我々は悪い方向に向かっていると思う。とても悪い沢山の人達が他の人達を悪い方向に巻き込んでいっている、それに対しての我々はそれに立ち向かう力も不足しているんだ。私はそんな状況を見て、とても心配になるんだ。特に自然の動物や植物はとても気の毒だと思う。「なんてこった、私達はそんなに悪人か?」ってね。


KLUTAEについてお聞きしても良いですか?今後新作を発表する予定はありますか?
Claus: ああ、KLUTAEには今後のリリースも期待してもらって大丈夫だよ。まだそれがどんな方向に向かうかは判らないんだ。次はまた違ったものにチャレンジしてみようと思う。多分、テクノポップとかそんな感じのものに。結局は私はその音楽も聞いて育ってるんだしね。それにかつて私はAndy Bell (Erasure)にキスした事もあるんだよ(笑)。


─ヨーロッパのエレクトロミュージックシーンに多大な影響を与えた貴方から見て、最近のエレクトロシーンはどう思いますか?期待しているアーティストはいますか?今後のエレクトロミュージックの進化について、貴方の理想を聞かせてもらえますか?
Claus: 私はいつも周りにあるものを統べて聞くようにしているんだ。レーベルがいつも凄い才能を持った他のアーティストの音源を送って来てくれるからね。シーンがここまで必死に生き残る事を考えないといけないと言うのは、とても不思議な感じがするんだ。それはおかしいよね?結局は純粋な心とアーティスティックな人達のシーンなんだよ。もっと注目されても良いと思う。まだシーンが無くなっていないと言うのは、少ないながらもコアなファンがCDを買ってくれているからだしね。シーンにとってはこの数年はとても悪かったと思う。私はいつも自分の音楽を作っているんだけど、もしレーベルが何も売らなくなったら、リスナー達は聞かなくなってしまう。日本の様にエレクトロミュージックが凄く好きな国に、私達のような音楽をリリースするレーベルが無いと言う事がとても不思議なんだ。日本でリリースされたのはKluteの最初のアルバムだけだしね。もっと私達の様なアーティストの音楽をリリースするレーベルがあるべきだよね。日本は新しいものや、オルタナティブな物が好きだからね。だから、もしレーベルの主催者なんかがこれを見てたら、ぜひ目をさまして欲しい。リスナー達にこんな音楽があるんだってね。ちょっと爆発しちゃったね、ご免ね。


─来年の貴方の予定等を教えてもらえますか?
Claus: 今はLEAETHER STRIPの次のアルバムの作業をしてるんだ、次のアルバムはDJ達やキッズ達が凄く気に入る作品だと思う。いつも締めきりが来るまでずっと曲を書き続けるんだ。でも今回は凄く良い感触なんだけどね。すべてが上手く行くようにと思ってるんだ。それにまたライブをしたいと思ってる。まさにライブに餓えてる感じだね。


─インタビューのお時間をとってもらってありがとうございました。これからの貴方の作品も楽しみにしています。最後に日本のファンに何かメッセージをお願いします。
Claus: こちらこそありがとう。みんなが幸せであるように願っているよ。私は日本が大好きだからね。






[視聴用サイト]
LEAETHER STRIP
http://www.myspace.com/leaetherstrip

KLUTAE http://www.myspace.com/klutae"target="_blank">http://www.myspace.com/klutae


[CD発売中]
CDはCURE distributionにて取扱っています。

LEAETHER STRIP
アルバム[The Giant Minutes To The Dawn]
http://cure-distribution.seesaa.net/article/46425761.html


フルアルバム[After The Devastation]2枚組
シングル[Suicide Bombers]
シングル[Walking On Volcanos]
ミニアルバム[Faetish]
http://cure-distribution.seesaa.net/article/36567128.html


KLUTAE
アルバム[Hit'n'Run] & シングル[Sinner]
http://cure-distribution.seesaa.net/article/37086654.html
| インタビュー | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0)

Temple of Tears / In-Tranzit インタビュー

author : bloodline242 | 2007.09.28 Friday


11月に来日を控えたTemple of Tears / In-Tranzit のリーダーJasonにバンドについて話を聞かせてもらいました。
(インタビュー: Loki Helvete/翻訳: Kiwamu/監修: MUTANTE! )

─こんにちは、今年の11月にライブをする為に来日されますね。日本のファンの為に貴方達を紹介する質問をしましょう。まずはTemple of Tearsの創作するときのインスピレーションはどこからきていますか?
Jason: 私は親しい友人の死の悲しみを表現する手段として、Temple of Tearsを2002年に始めたんだ。私達は音楽に対して強い情熱を持っていたんだ。音楽活動は私にとって、失った悲しみを乗り越える手段として一番良い方法だったんだ。私の生活はまさに音楽そのものだったんだけど、ティーンエイジャーのころから仲間とバンドを始めて上手く行かないという経験を何回かして、私は約4年間音楽から遠ざかってしまってたんだ。テクノロジーの発達と、ホームスタジオを得た事によって、私は自分自身で制作活動ができるって事に気がついたんだ。だから2002年にCD-Rをリリースしたんだ。そして曲を親友のDanに聞かせたら、彼は参加することに興味を示したので2003年にバンドに参加したんだ。それからシングルの"Ardor"と正式なアルバムとなる"Shattered"をリリースした。この間にCovenantKMFDMのオープニングアクトをしたり、 Assemblage 23によるリミックスを2テイク作ってもらったりしたんだ。


─貴方のミュージシャンとして、作曲家としての感情的な影響について教えてもらえますか?リスナーにはどんな感情を与えたいですか?
Jason: それは本当に広い範囲なんだ。歌詞については、私の生活や人々との係わりといった実体験に基づいているんだ。たまには架空の出来事についての歌も歌うだろうね。音楽と政治をくっつける事はもう使い古されてつまらないものになってる、だから私はいつもそれは避けるようにしているんだ。人は私達の音楽に対して違った解釈をするだろう、だから私は感情はとても多様だと思う。歌詞に共感してくれる人もいれば、そんな状況になった事がないから共感できないって人もいるだろうしね。


─最近、貴方はアルバム"Shattered"で演奏されたスタイルと比較すると、もっと実験的な要素をもったプロジェクトとして"In-Tranzit"を始めましたね。この変化の理由は何だったのですか?
Jason: ゴスシーン以外からの影響も追求するために新しい表現方法を作りたかったし、そしてTemple of Tearsの典型的なEBMスタイルよりも、もっと進歩した音楽を作るためにIn-Tranzitを始めたんだ。In-Tranzitは実験的という物ではないんだ。私達はインダストリアルとトライバル・ハウスのエッセンスを取り込み、革新的でオリジナルな物を作るために変型させたりしてるんだ。In-Tranzitという名前は"進化" "変化" "絶え間ない躍動性"を意味しているんだ。誰も知らないような物を来年くらいには発表できたらと思ってる。


In-Tranzitは進行中のプロジェクトになりますか?将来的には両方のバンドの為に曲を作るつもりですか?
Jason: もちろん、私達はIn-Tranzitにすべてのエネルギーを注ぎ込んでいるんだ。だからこれらか数カ月の間に新しい音を世界中に聞いてもらえるように、大々的なプロモーションもするつもりだ。今スタジオでは高波のように様々なアイデアが浮かんで来ているんだ、だから私は曲はなるべき姿に自然になるから、無理にアイデアをひねり出す必要は無いと思ってる。曲が完成したあと、それがどちらのバンドでやるべきかと言う事を考える。しかし私達にはいまやろうとしている音楽のイメージがしっかりとあるから、この一年半の間に作られた曲の80%はIn-Tranzitの中に入るものだったんだ。


─海外でのライブをする国に日本を選んだ理由はなんですか?貴方達は東京で行われるDarkest Labyrinthのイベントに参加する最初の海外アーティストになります。これについてはエキサイトしていますか?
Jason: 日本に行ける事になって凄くエキサイトしてるし、それに私達がDarkest Labyrinthに参加した最初の海外アーティストになると言う事はとても誇りに思っているよ。他のバンドから日本はツアーするには素晴らしい場所だというのを聞いているし、沢山のクールな奴等と会って、楽しく過ごせるのを楽しみにしてるよ。BLOODとはMySpaceを通じて会ったんだ。最初はレーベルのCUREと条件を話し合った後に、私達のCDを日本で流通する事ができるようになった。良い関係が続いてたから、日本でライブしたいって話しをしたら、ライブに参加出来る事になったんだ。


─最近、貴方は日本のバンドBLOODの新作音源に素晴らしいリミックスを提供しましたね。他のアーティストの、とくに違ったスタイルのアーティストの為にリミックスを作るというのはどんな感じでしたか?それは興味深いチャレンジですか?
Jason: ありがとう。チャレンジだね、私達はまさにその理由でリミックスを作るのが好きなんだ。誰かの作品に自己の解釈によるアイデアと自分達なりの疾走感をそこに盛り込むんだ。リミックスができるまでには、どんなアプローチをするか?クラブミックスにするべきか?テンポは?グルーブは変えるか?などをじっくりと話し合うんだ。BLOODの"Dead-Hearted" In-Tranzit mixの場合は、トライバルなクラブミックスにする事にしたんだ。良いリミックスとは原曲の創造的な可能性を引出す事にあるとおもう。それはアーティストのスタイルは問題ではなく、何かに閃いた時に、その世界に入り込み、音を変更して、新しいハーモニーを生み出す。原曲のキーやテンポを元にして色々やってみて、頭の中で原曲を本当に何回も思い描いてみる。基本的には出来上がったものが原曲に近い感じになったら、それは上手く行かなかったって事だから、また最初からやり直すんだ。


─11月のツアー後の、今後の目標と計画は何ですか?
Jason: In-Tranzitのデジタルシングルに着手しているんだ、そしてインターナショナルなストリートチームも計画してる。来年の頭にはサイドプロジェクトのデビューCDと今後のツアーに力を入れていると思うし、それにデジタルリミックスEPの可能性もあるんだ。


─ありがとうございました。最後に何か日本のファンへのメッセージをお願いします。
Jason: こちらこそインタビューの機会を与えてくれて感謝してるよ。11月にみんなに合うのを楽しみにしてる。ぜひ私達に会いに来て欲しい。新しい情報をウェブにアップしてるので、そちらも是非チェックして欲しい。



[視聴用サイト]
Temple of Tears
http://www.myspace.com/templeoftears

In-Tranzit
http://www.myspace.com/intranzitofficial


[CD発売中]
Temple of Tearsのシングル[ARDOR]とアルバム[Shattered]はCURE distributionにて取扱っています。
シングル[ARDOR]
http://cure-distribution.seesaa.net/article/32490010.html

アルバム[Shattered]
http://cure-distribution.seesaa.net/article/32490117.html

[来日ライブスケジュール]
11月17日 池袋サイバー(BLOOD主催イベント)
11月25日 Studio Cube 326 (Cyber Monster 4)
| インタビュー | 18:28 | comments(0) | trackbacks(0)
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